眠気と日曜
眠い時、どうやって乗り切るのが一般的なんだろう。
どうしようもなく眠いが寝てはいけない時がある(主に仕事)
寒い時期は暖房が効いているせいかせいか眠気がひどく、気をぬくと落ちそうになる。
特にオチや役立ち情報もなし、ただの困っていること、しかもそれほど大したことないものをカミングアウトするだけでした。
SummitDB
SummitDBはredisのようなin-memory dbだが、raftによるクラスタリングとACIDをもつdatabase。
JSONデータを保存することができ、任意のインデックスによる検索もできそうだ。
mongodbに近い使い方もできるように見える。
また、クラスタリングの挙動はstrong-consistencyとのことで、redisやmongodbはeventually-consistencyなのでクラスタ動作が異なるということになる。
自分の理解では - eventually-consistency - 複数台によるクラスタにおいて、アクセス先/タイミングによって古いデータが見えることがある - strong-consistency - 複数台によるクラスタにおいて、どのノードにアクセスしても同じデータが見える
という挙動で、可用性とパフォーマンスはeventually-consistencyに分がある。
KVSではeventually-consistencyが採用されることが多い印象なので、SummitDBは他にない特性をもつDBということになりそうだ。
また、APIはredisと一部互換のようなので、redisのリプレースとして使える可能性がある。
用途によってはハマるケースがありそうなので選択肢として覚えておきたい。
tcpdump 4.9.0
システムのパッケージをあげようとしたら、珍しくtcpdumpが現れたのでちょっと気になった。
changelogでも読もうかと www.tcpdump.org にアクセスしてみたが、なぜか4.9.0が見つからない。
でも手元でtcpdump –helpすると4.9.0と出ている。
気になったので少し追ってみた。
まず、この4.9.0はどこから来たのかを追った。
arch linuxを使っているのでarch linuxのパッケージ管理の中身を見ればソースをどこから取得しているのかわかる。
svntogit/packages.git - Git clone of the 'packages' repository
を見ると、
http://www.tcpdump.org/4.9.0-u82xFZBjZxWv/
というパスから取得している。
過去のリリースを取得しようとブラウザでリンクを辿っていくと
http://www.tcpdump.org/release/
が登場するので、4.9だけ特別扱いらしい。
ここで一旦手がかりが付きたので、ML等にリリースアナウンスが出ていないか調べてみた。
検索していると
が引っかかってきたので中身をみると、
このリリースはセキュリティの修正らしく、やり取りが公開されていないような感じだった。
賛否あるようでissueもlockされている、要するに悪用できるようなものだったという事だろうか。
バックアップとは
GitLab.com Database Incident - 2017/01/31
gitlab.com の障害。
操作ミスでDBのファイル削除で障害。
まぁここまではよくあるが、ここからがつらい。
24時間単位でLVMスナップショットがあるはずが設定ミスで存在せず、今までバックアップは動作していなかったとのこと。
幸い6時間前に手動で取ったデータがあったそうでそこから復旧しているようだ。
リポジトリのデータはここに含まれないとのことなので、影響範囲自体はそれほど広くないと思われる。
バックアップはリストアまで含めて確認しておこうというのはよく言われるが、なかなか徹底は難しい。
運用レベルが低かったと言われてしまうのはしょうがないが、この類のミスを非難するのはつらい。
htopの解説
htopはtopコマンドのイマドキ版。
最近のディストリビューションにはデフォルトで入っていたりもして、かなり普及している。
画像付きの解説が以下。
htop Explained Visually · Code Ahoy
より詳しく理解いするには
htop explained | peteris.rocks
が良さそう。
SRE
Google - Site Reliability Engineering
最近よく耳にするGoogleのSRE、本をオンラインで無料公開とのこと。
分量がすごいがGoogle翻訳にかけると要点をかいつまんで読むのは十分なレベルになった。
なんというか、優秀な人が業務改善をガンガンやっていく印象で恐れ入る。
規模やサービスの形式にもよると思うので真似すれば良いというものでもない気がするが、
この形で運用できるのはさすが王者という感想。エンジニアのレベルが違うなぁ。