Google Cloud Spanner
最近発表されたGoogle Cloudの新サービスSpanner。
SQLが使えるデータベースで、どうもCAP定理を打ち破ったらしい。
CAP定理自体は昔からよく言われるもので、すごくざっくり言うとDBのクラスタは
一貫性©/可用性(A)/分断耐性(P)
どれかを犠牲にしないといけないという話。
で、カタログスペックで見るとSpannerはすべてを満たしているようだ。
詳細の説明は
https://reearch.google.com/pubs/pub45855.html
のpdfで解説されているようだが、どうもGoogle Cloudで作り込まれたネットワークを利用することで
分断に対するリスクを減らしているということだと理解した。
たしかに分断を経験することはあまりないし、SDN(死語?)で見事なネットワーク冗長化をしていればなおさらだろう。
ただ簡単に真似できるものではない。予算が許すのであればぜひ使いたいと思う。
実際使ってみればいろいろと不満もあるのかもしれないが、このカタログスペックはもはや別次元。
なんとなく感じていたが、インフラは積極的にクラウドに載せたほうがいいかもしれない。