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SummitDB

github.com

SummitDBはredisのようなin-memory dbだが、raftによるクラスタリングとACIDをもつdatabase。

JSONデータを保存することができ、任意のインデックスによる検索もできそうだ。

mongodbに近い使い方もできるように見える。

また、クラスタリングの挙動はstrong-consistencyとのことで、redisやmongodbはeventually-consistencyなのでクラスタ動作が異なるということになる。

自分の理解では - eventually-consistency - 複数台によるクラスタにおいて、アクセス先/タイミングによって古いデータが見えることがある - strong-consistency - 複数台によるクラスタにおいて、どのノードにアクセスしても同じデータが見える

という挙動で、可用性とパフォーマンスはeventually-consistencyに分がある。

KVSではeventually-consistencyが採用されることが多い印象なので、SummitDBは他にない特性をもつDBということになりそうだ。

また、APIはredisと一部互換のようなので、redisのリプレースとして使える可能性がある。

用途によってはハマるケースがありそうなので選択肢として覚えておきたい。