高い城の男
amazon primeのドラマ。
面白いらしいと聞いたのでのんびりと見ていた。やっと見終わったので感想。以下ネタバレあり。
大枠
第2時世界大戦でドイツ/日本が勝ったという世界。
なるほど設定で、いろいろな人の考え方や立場の違いを楽しむドラマだったと思う。
高い城の男 はキーパーソンだが結局シーズン1では誰だかわからなかった。
最終話で暗に総統がそうなのかと匂わせてる感じだったが、ミスリードかもしれないので謎。
世界がどうかわっていくのかとかそういうのは(少なくともシーズン1では)期待してはいけない。するとちょっと物足りないと思う。
あとアクションもない、人間性とか国ごとの考え方を面白いと思える人はハマるんじゃないかな。
シーズン2(まだ見れないけど)も見るのが前提になっていくと思うので、時間は用意しといたほうがいい。
個人的な感想
ジュリアナはイライラ系主人公だと思う。あんまり共感もできない。
フランクはなんというかおもいっきりエンジニア系の性格だったので一番共感できるかもしれない。
ジョーは営業系パーソンな感じがした、まぁフランクとの対比を楽しむ感じだと思う。
個人的お気に入りはエドで、最後まで善人すぎて逆になんだこいつ感がすごい。
じいちゃんがあんな感じなので実はなにかあるんじゃないかと勘ぐってしまう。
予備知識なしで見たので最後まで世界に何か起きるんじゃないかと思っていたけど、そのまま終わってしまったので拍子抜けした。
ただ、終わってみれば人間性や国民性を楽しむものだったのかという感じ。
実際そのあたりは魅力的で最後まで見れたのもやはりその点だったと思う。
シーズン2への期待
ロシア/中国/イスラム圏の人とかが全然出てきてないので期待したい。
あとはまー話を進めてくれという感じだが、どうなっていくのかさっぱり想像できない。
もう原作読んだほうがいいのかなという気もする。
- 作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明(ポジトロン),浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1984/07/31
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 230回
- この商品を含むブログ (129件) を見る